受託(預け)手荷物及び、持ち込み手荷物の注意事項

安全かつ確実に輸送するため、受託手荷物はすべて適切に梱包、施錠、固定され、かつしっかりと縛られ、合理的な圧力に耐えうる状態である必要があります。また下記の条件を満たさなければなりません。

①スーツケースや旅行バック、ハンドバックなどにロックをかけること。

②2個以上の受託(預け)手荷物を1個に梱包しないこと。

③梱包された手荷物からはみ出したりしないこと。

④竹のかご、網袋、荒縄、わらで編んだ袋、ビニール袋などを受託(預け)手荷物の梱包資材として使用しないこと。

厦門航空はチャイルドシートを提供しておりません。チャイルドシートをお持ちのお客様は受託(預け)手荷物として預ける必要があり、機内にお持ち込みになれませんので、ご注意ください。

受託(預け)手荷物の限度額

注：

①厦門航空が事前に同意しない限り、上記の規定を超える手荷物は受託(預け)手荷物としてお預かりできません。

②上記受託(預け)手荷物の仕様は、無料受託(預け)手荷物の許容量ではなく、航空会社がお預かりできる最大の重量と寸法であり、無料受託(預け)手荷物の許容量を超えた部分に関しては超過料金を徴収いたします。

無料受託(預け)手荷物の許容量

中国国内路線（香港・マカオ・台湾路線を含まない）

中国本土－香港・マカオ・台湾区間の路線

座席を使用しない幼児の場合は、エコノミーライトにおいて、無料受託(預け)手荷物の個数はありません。エコノミーライト以外のクラスにおいて、無料受託(預け)手荷物の個数は１個で最大重量が10KG(22ポンド)まで、最大寸法が115センチ/45インチまでとなります。

日中線を含むすべての国際路線

座席を使用しない幼児の場合は、エコノミーライトにおいて、無料受託(預け)手荷物の個数はありません。エコノミーライト以外のクラスにおいて、無料受託(預け)手荷物の個数は１個で最大重量が10KG(22ポンド)まで、最大寸法が115センチ/45インチまでとなります。

備考：

①その他の特殊旅客については、特別規定をご参照ください。

②座席を確保している小児・幼児のお客様においては、無料手荷物許容量は大人と同じ取り扱いとなります。

③座席を確保していない幼児のお客様には、無料手荷物許容量のほか、ベビーカーもしくは、携帯用ゆりかご、チャイルドシートを１台無料でお預かりいたします。折りたたみ式ではないベビーカー、携帯用ゆりかご、チャイルドシートは無料の受託(預け)手荷物としてお預かりいたします。機内持ち込み手荷物のサイズ規定を満たす折りたたみ式ベビーカーは無料で機内に持ち込むことができますが、機内指定の保管場所が不足している場合、無料の受託(預け)手荷物としてお預かりいたします。

④コードシェア便の無料手荷物許容量と超過手荷物料金は、コードシェア便の規約規定に準じます。

⑤厦門航空のイーグレットクラブのダイヤモンド・プラチナ・ゴールド・シルバーカード会員様、スカイチームエリート・エリートプラスカード会員様の場合、無料受託(預け)手荷物が基準より1つ多く追加することができます。重量については、ファースト/ビジネスクラスのお客様が32KGまで、エコノミークラスのお客様は23KGまでとなります。最大寸法については、3辺(縦+横+高さ)の和が158cm以下でなければなりません。

⑥留学生、研究生、船員、移民の場合、無料受託(預け)手荷物が基準より1つ多く追加することができます。無料手荷物許容量の追加は、航空券のご購入時にお申込みください。お申込みの際は証明書の提示が必要になります。また空港チェックイン時にも証明書(留学証明書、船員手帳など)を提示しなければなりません。

⑦上記⑤と⑥の条件を同時に満たしたお客様に関しては、無料手荷物許容量を累積することができませんので、予めご了承ください。例えば、お客様が厦門航空のイーグレットゴールドカードを所持する留学生の場合、無料手荷物許容量を累積できないことから、基準より1つ多く追加することできますが、2つ多く追加することはできません。

⑧本規定は2023年4月22日(航空券の発行日)より実施いたします。

超過手荷物料金

中国国内路線

別の規定がない限り、超過手荷物料金の徴収率は、1KGあたりの料金を超過手荷物料金の領収書発行日のエコノミークラス正規料金の1.5％と計算した上、人民元で徴収いたします。1元単位未満の端数は四捨五入となります。

国際及び地域路線

１、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ、日本、韓国路線の料金基準

２、東南アジア、香港・マカオ・台湾地域路線の料金基準

注：上記の超過料金は2023年2月10日からの適用となります。

備考：

１，上記の超過料金は累積で徴収いたします。アメリカ路線を除き、1個あたりの受託(預け)手荷物の重量が32KGまでですが、アメリカ路線の場合は1個あたりの受託(預け)手荷物の重量が45KGまでとなります。

2、1個あたりの重量が32KG以上、45KG以下の受託(預け)手荷物、及び3辺(縦+横+高さ)の和が203cm以上、300cm以下の大型受託(預け)手荷物については、事前に厦門航空にお問い合わせいただき、申込書を記入し、厦門航空の同意を得た上でお預かりいたします。

3、すべてのクラスのお客様において、受託(預け)手荷物の個数、サイズ、重量が無料手荷物許容量の規定を超えた場合、上記の基準に従って料金を徴収いたします。個数、サイズ、重量のいずれかの二つまたは二つ以上を同時に超えた場合は、超過料金を累積で徴収いたします。

4、超過料金は、所在する国または地域の通貨に基づいております。

5、記載されていない路線エリアがある場合は、香港・マカオ・台湾路線の基準に準じて徴収いたします。

持ち込み手荷物

注：機内持ち込み手荷物は、客室内の収納棚またはお客様の前の座席下に収納できるものに限ります、上記個数、重量、寸法を超える手荷物は受託(預け)手荷物として預けなければなりません。

運送制限のある物品

厦門航空は、下記の物品については、旅客から事前連絡がなされ、厦門航空が承諾した場合のみ、手荷物としての運送を受付けます。

1,密閉型湿式電池、ニッケル水素電池または乾電池を搭載した車いす及び移動支援器具。障がい、健康、年齢または一時的な身体の不自由（骨折など）により活動が制限されているお客様が特別規定A67密閉型湿式電池、A123乾電池またはA199ニッケル水素電池を使用している電池駆動の車いすまたはその他の同様の移動支援器具。

2,障がい、健康、年齢または一時的な身体の不自由（骨折など）により活動が制限されているお客様が密閉型ではない電池を内蔵した電池駆動の車いすまたはその他の同様の移動支援器具。

3,障がい、健康、年齢または一時的な身体の不自由（骨折など）により活動が制限されているお客様がリチウム電池を内蔵した電池駆動の車いすまたはその他の同様の移動支援器具。

4,リチウム金属またはリチウムイオン電池セル、リチウムイオン電池を内蔵した携帯型医療用電子機器(PMED)(自動体外式除細動器(AED)、ネブライザー、持続陽圧呼吸療法装置(CPAP)、携帯型酸素濃縮器(POC)を含む)

5,厳重に梱包されたDivision1.4S弾薬(UN0012またはUN0014のみ)

6,移植用臓器

7,雪崩救助用バックパック(Division2.2に記載されている圧縮ガスのカートリッジ)

8,自動膨張機能を備えている救命胴衣、フローティングベストなど

9,その他の装置用小型ガスボンベ

10,ワット時定格量が100Whを超え、160Wh以下のリチウムイオン電池を内蔵した携帯型電子機器

11,ワット時定格量が100Whを超え、160Wh以下のリチウムイオン電池を内蔵した携帯型電子機器用予備電池

12,銃

13,ドライアイス

14,水銀気圧計または水銀温度計

15,放射性物質を含む機器(化学物質モニタ(CAM)および/またはラピッドアラームおよび識別装置モニタ(RAID-M))

16,大気質監視装置の較正用浸透装置

17,内燃機関または燃油電池エンジン

18,冷凍液体窒素を含む断熱包装

19,機密物品：アタッシェ(外交使節団職員)のケース、キャッシュボックス、現金袋などの機密物品。リチウム電池および/または花火原材料などの危険物が入った、セキュリティ機能付きの書類入れを含む

受託(預け)手荷物の不具合について

1, 受託(預け)手荷物の延着、紛失、破損、滅失があった場合、お客様は事故が発生した場所で厦門航空または厦門航空の委託会社にお申し出ください。受託(預け)手荷物輸送事故記録のご記入と関連手続きを行う必要があります。

2,厦門航空の原因により、受託(預け)手荷物がお客様と同じ飛行機で到着せず、かつ同日中にお客様にお届けすることができず、旅行中においてお客様の生活にご不便を及ぼすことがあった場合、生活必需品の購入費を補償します。基準は下記の通りです。

手荷物の賠償

1, 受託(預け)手荷物の滅失、紛失、または破損した場合、受託(預け)手荷物の減価償却に応じ、賠償及び修理費用を負担します。

2,受託(預け)手荷物に含まれた受託(預け)手荷物として輸送できない物品の滅失、紛失、または破損した場合、通常の受託(預け)手荷物としてのみの賠償する責任を負います。

3, 受託(預け)手荷物の紛失賠償を行う場合、すでに補償された生活必需品の購入費を賠償額から差し引き、受託(預け)手荷物に課した超過手荷物料金を払い戻します。

4,賠償済みの紛失手荷物が見つかった場合、厦門航空は早急にお客様に通知します。お客様は受託(預け)手荷物を引き取り、すべての賠償を払い戻さなければなりませんが、生活必需品の購入費を払い戻す必要はありません。しかし、お客様が明らかに不正行為を行ったことが判明した際は、厦門航空がすべての賠償を回収する権利を有します。

5, 受託(預け)手荷物賠償の重量は、損傷した受託(預け)手荷物または該当物品の実際重量を上限額として計算されます。損傷した受託(預け)手荷物または該当物品の実際重量が確定できない場合、お客様一人あたりの無料受託(預け)手荷物の許容量に従い、計算します。

6,国際輸送を含めた国内区間の受託(預け)手荷物賠償は国際輸送の受託(預け)手荷物賠償規則に従うものとします。

7,受託(預け)手荷物の国内輸送の場合、賠償限度額は1キロあたり100人民元となります。実際の損失がこの基準を下回った場合は、実際の損失に基づいて賠償します。

8,香港、マカオ、台湾区間の路線または国際線の受託(預け)手荷物：

a,ワルソー条約が適用となる輸送の場合、受託(預け)手荷物の賠償限度額は1キロあたり20米ドルとなります。また実際の損失がこの基準を下回った場合は、実際の損失に基づいて賠償します。

b,モントリオール条約が適用となる輸送の場合、受託(預け)手荷物の賠償限度額は1キロあたり30米ドル(または同等価値の通貨)となります。実際の損失がこの基準を下回った場合は、実際の損失に基づいて賠償します。適切な根拠を示した場合、お客様一人あたりの受託(預け)手荷物と機内持ち込み手荷物を合わせての賠償限度額は1,288SDR(特別引出権)となります。（SDRの価値は約1.37米ドル、為替レートにより上下する可能性があります。）

9, 受託(預け)手荷物の損失が発生した場合、お客様は損失を発見後直ちに厦門航空または厦門航空の委託会社に書面でお申し出ください。受託(預け)手荷物が破損または損傷した場合は、手荷物受取所を離れる前に運航会社(もしくはその代理人)にお申し出ください。受託(預け)手荷物輸送事故記録をご記入の上、受託(預け)手荷物を受け取った日から7日以内のお申し出がない限り、及び受託(預け)手荷物が延着した場合には、遅くとも受託(預け)手荷物が届けられた日から21日以内のお申し出がない限り、厦門航空はいかなる対応もいたしかねます。上記の期間内にお申し出いただけない場合には、厦門航空に対するすべての異議申し立ては失効し、承認されないものとします。