特殊旅客の運送
重要なお知らせ
搭乗手続きに関するご案内
各種自動チェックインサービス(公式ウェブサイト/モバイルアプリ/WECHAT公式アカウントによるチェックイン、現地の自動チェックイン機器を含む)は、特別なお客様やその他のチェックイン証明書の提示が必要なお客様(重要なVIP、病気の方、障害のある方、傷痍軍人や警察官、妊婦、幼児、児童/青少年一人旅の方、ベビーベッドの申請者、人体臓器を運ぶOPOスタッフ、犯罪容疑者や犯人の護衛及び送還など)には対応しておりません。これらのお客様は、チケット購入時に提供した有効な身分証明書およびその他必要な証明書を持参の上、厦門航空チェックインカウンターで手続きを行ってください。
イレギュラー運航
厦門航空はスケジュール通りの運航に最大限の努力をしますが、イレギュラー運航(さまざまな理由により生じるフライトスケジュールの遅延や欠航)が発生した場合には、お申込みいただいた特殊サービスを提供できないことがありますので、あらかじめご了承ください。変更後の搭乗便においても特殊サービスを引き続きご希望の場合は厦門航空の直販店または24時間対応のサービスホットライン(電話番号:95557,中国以外の海外からかける場合:+86592-222-6666)まで再度申請してください。申請結果は返信にてご確認ください。
輸送制限
幼児、妊娠中の旅客、ベビーベッドを申請する旅客、小児/青少年一人旅、病気やお手伝いを必要とされるお体の不自由な旅客、目や耳が不自由な旅客、移植手術のための臓器搬送(NPO組織/臓器調達機関OPO *Organ Procurement Organization)職員、特殊公務(犯罪容疑者、犯人の護衛及び送還)等、特殊サービスが必要な旅客においては、航空会社の規定と条件を満たした上、ご搭乗いただけます。なお、安全面の考慮から厦門航空では一便あたりの特殊旅客の人数を制限しております。必ず航空券をご購入の際、事前に申請してください。
特殊サービスの申請範囲
特殊サービスの申請は、厦門航空が発券した731チケットに基づく、厦門航空が実際に運航するフライトに限られます。コードシェア便においては、特殊サービスの申請を受け付けしておりません。また、購入された乗り継ぎ航空券や往復航空券が厦門航空以外の航空会社を含む場合、または航空券が他社から発券された場合は、実際に運航する航空会社にお問い合わせください。障がいをお持ちの旅客の場合、厦門航空は乗り継ぎ便の特殊別サービスの申請をサポートしますが、特殊別サービスの申請結果は実際の運航会社の回答に準じます。
医療証明書
1. 厦門航空では、下記いずれかに該当する旅客に対して、専門的な医療機関医師が発行した、かつ当該旅客の医師の署名がある診断書を提示していただく権利を有します。
(1)早産児用の保育器を使用される旅客
(2)機内で医療用酸素ボンベによる酸素の提供が必要な旅客
(3)飛行中に健康状態に危険がある旅客、機内で特別な医療ケアが必要な旅客
(4)重篤な感染症にかかっているが、一定の予防措置を講じることでほかの旅客への感染を防ぐことができる旅客
2.医療証明は、「二級(含む二級)以上の病院」、専門病院、海外クリニック、医療センターなどが発行したものでなければなりません。証明書には「診断の結果、当該旅客の健康状態は医学的に航空旅行に適している」といった内容が含まれ、医師の署名および医療機関の押印が必要です(海外の医療機関で押印できない場合は、必ず医師の署名が必要です)。この医療証明は、フライトの予定出発時刻の72時間前以内に発行されたものでなければ有効とされません。「整形手術後の回復中の旅客」については、診療所で発行したものも有効とします。
3. 機内で医療用酸素ボンベによる酸素の提供が必要な旅客においては、診断書とは別に専門的な医療機関医師が署名した書面証明書を持参する必要があります。この証明書には、当該旅客がその設備を使用する医学的必要性を説明し、通常の飛行時における機内圧力に対応する高度で、毎時必要な最大酸素量と最大酸素流量を具体的に示す必要があります。
4 身体障がい者手帳もしくは精神障がい者手帳をお持ちの旅客においては、特別サービスを申請する際に、手帳を提示する必要はありますが、搭乗診断書を提供する必要はありません。
特殊旅客の搭乗申請書
厦門航空の直販店にて特殊サービスを申請する場合は、搭乗申請書の記入が必要です。
1.特殊サービスを申請する旅客は、『特殊旅客の搭乗申請書』を5部記入する必要があります。これは、旅客が旅行中に病状が悪化したり、死亡したり、他の人に傷害を与えた場合、申請者が全ての責任を負うことを示すものです。
2.『特殊旅客の搭乗申請書』は旅客本人が署名する必要があります。旅客本人の署名できない場合は、家族や保護者が代わりに署名することも可能です。
3. 厦門航空が運航する米国を含む路線においては、お体の不自由な旅客から預かった車いすや介助動物の紛失、破損、死亡などの責任を免除することを求めません。
同伴者
1.同伴者は、予約時に付き添い関係を明示し、別々に航空券を購入する必要があります。また、同伴者は特別サービスを受ける旅客と同じ便に搭乗する必要があります。
2. 同伴者は標準的身体能力を有し、緊急時に特別サービスを受ける旅客の避難支援を行わなければなりません。安全上の理由を除き、同伴者の座席は特別サービス旅客の隣に配置する必要があります。
幼児
幼児の搭乗
生後14日以上2歳未満の幼児は、18歳以上で民事責任能力を持つ成人同伴者と一緒に搭乗する必要があります(ただし、幼児が未成年者の旅客の子供である場合を除く)。なお、安全面の考慮から、生後14日未満の幼児はご搭乗いただけません。また、保育器が必要な早産児については、「疾患旅客」の要件に従って申請する必要があります。
幼児運賃
単独で座席を占有できません。
中国国内路線:同伴する大人の運賃の10%でご利用できます。
国際及び地域路線(香港、マカオ、台湾):同伴する大人と同等クラスの規定で運賃が適用されます。
ただし、大人1名につき1人の幼児のみがこの運賃を適用されます。
ご注意ください:
(1)飛行中の幼児の安全を確保するため、幼児は常に同伴者に抱っこされる必要があります。厦門航空が実際に運航する便においては、18歳以上で民事責任能力を持つ成人同伴者1名につき、幼児1名まで同伴できます。さらに最大2名の子供を同伴することができます。
(2)幼児の航空券を購入する際、パスポート、出生証明書、I Dカード、戸籍謄本などの有効な身分証明書を提示する必要があります。また、チェックイン手続きを行う際、必ず購入時と一致する身分証明書の原本をお持ちください。
(3)幼児の年齢は、搭乗日の満年齢を指します。複数区間の航空券を購入する場合、出発日時点で2歳未満でも、旅行中に2歳を超えた場合は、超過区間を小児運賃で購入する必要があります。
幼児の搭乗人数
飛行の安全を確保するため、中国民航局の安全規定により、各機材ごとに幼児の搭乗人数制限が異なります。
円滑な旅行を確保するために、航空券を購入される際、幼児搭乗の要望を申請してください。厦門航空は搭乗便の幼児の運送数基準を確認した後、お客様と幼児のチケットを同時に発券します。これにより、運送数基準を超えることによる旅行日程の変更を防ぐことができます。
ご注意ください:
事前に幼児の搭乗申請をしなかったために、搭乗する便の幼児運送数基準を超えて、搭乗できなかった場合、旅客の都合による変更または払い戻しとして対応します。
幼児の無料手荷物許容量
座席を占有しない幼児航空券を購入した場合、厦門航空の国内線では無料手荷物許容量はありませんが、国際及び地域線(香港、マカオ、台湾)では、1個の無料手荷物許容量があり、最大重量10kg(22ポンド)、3辺の和が115㎝以下(45インチ)の荷物を1個無料で預けることができます。また、折りたたみ式ベビーカー1台を無料でお預かりします(国際及び地域線のみ)。
非折りたたみ式ベビーカーは受託手荷物としてのみ無料でお預かりします。折りたたみ式ベビーカーは機内の指定収納スペースが不足している場合も、受託手荷物として無料でお預かりします。小児の航空券料金を支払った幼児(座席占有幼児INS)は航空券の座席等級に応じた無料手荷物許容量があります。
ベビーベッド(BSCT)
飛行時間が2時間以上の厦門航空が実際に運航する国際及び地域線のみ、無料でベビーベッドを提供しています。下記の条件を満たし、申請することができます。
1. ご搭乗の航空機機材がB737シリーズ、B787シリーズであること。
2.ビジネスクラスのベビーベッドを利用の場合は、ビジネスクラスの航空券を購入する必要があります。(一部B737シリーズやB787シリーズのビジネスクラスにはベビーベッドを設置する場所がないため、詳細は申請時にお問い合わせください。)
3.幼児は生後14日以上2歳未満で、身長が74㎝以内、体重が11kg(24ポンド)以内である必要があります。
各便ごとのベビーベッドの数には限りがあるため、チケットに記載された出発時刻の48時間前までに厦門航空の直販店までご予約ください。または、出発時刻の72時間前までに厦門航空公式ウェブサイトから直接ご予約ください。
小児
成人同伴の小児(CHD)
1.年齢制限
小児とは、フライト出発日において2歳以上12歳未満の旅客を指します。18歳以上で民事責任能力を持つ成人同伴者が必要です。また、大人の同伴者がいない場合は小児のお子様一人旅の申請が必要です。
2.運賃
座席はご利用になれます。
中国国内路線:同伴する大人の運賃の50%でご利用できます。
国際及び地域線(香港、マカオ、台湾):同伴する大人と同クラスの規定で運賃が適用されます。
大人の割引運賃で航空券を購入する場合、大人と同等の変更または払い戻しの規定が適用されます。
ご注意ください
(1)小児の航空券を購入する場合は、出生証明書、IDカード、戸籍謄本(16歳以下)、パスポートなどの有効な身分証明書の提示が必要です。チェックイン手続きを行う際、必ず購入時と一致する身分証明書を使用する必要があります。
(2)厦門航空が実際に運航する便に搭乗する場合、18歳以上で民事責任能力を持つ成人旅客は、最大で12歳未満の小児または幼児を3名(そのうち幼児は最大1名まで)同伴して同じクラスで搭乗できます。規定人数を超えるお子様(大人料金で航空券を購入したお子様を含む)については、小児のお子様一人旅の規定に従って申請する必要があります。お子様の団体航空券の購入は事前に厦門航空の同意を得る必要があります。
(3)小児の年齢は、搭乗日当日の満年齢を指します。複数区間の航空券を購入する場合、出発日時点で12歳未満でも、旅行中に12歳を超えた場合は、超過区間を大人運賃で購入する必要があります。
3.無料手荷物許容量
子供運賃を支払った小児の旅客においては、無料手荷物許容量は大人と同等になります。
小児/青少年のお子様一人旅(UMNR)
1.年齢制限
(1)厦門航空が運送可能な小児のお子様一人旅とは、出発日に5歳以上(含む)12歳未満、保護者または18歳以上で民事責任能力を持つ大人の同伴者がいない単独で搭乗する小児のことを指します。これに該当する旅客はお子様一人旅の申請を行う必要があります。
(2)5歳以下で、大人の同伴者がいない場合はご搭乗いただけません。
(3)青少年のお子様一人旅の特殊サービスはオプションとして、自由にご利用いただけます。ご利用にあたりオプション料金が発生しますので、ご注意ください。厦門航空が運送可能な青少年のお子様一人旅とは、出発日に12歳以上(含む)16歳未満で、保護者または18歳以上で民事責任能力を持つ大人の同伴者がいない単独で搭乗する青少年のことを指します。
2.適用航空便
小児/青少年のお子様一人旅においては、厦門航空が運航する国内、国際及び地域線(香港、マカオ、台湾)の直行便のみ受け入れ可能です。乗り継ぎ便や経由便のお子様一人旅は受付しておりません。
3.申請方法
小児/青少年のお子様一人旅の航空券を購入する際、必ず厦門航空の直販店で小児/青少年のお子様一人旅の申請を行ってください。
通常の場合、出発日の24時間前までの申請が必要です。(厦門航空公式ウェブサイトにて申請する場合は48時間前までに申請が必要です。)また、搭乗手続きは出発時刻の2時間前までに行ってください。
両親または保護者の方が、一人旅の小児/青少年の出発空港までのお見送り及び到着空港でのお出迎えの手配を行う必要があります。また、厦門航空にお出迎えの方の氏名、住所及び電話番号を提供する必要があります。
厦門航空は一人旅の小児/青少年の旅客に対しての運送責任を負い、全旅程にわたり、安全で配慮ある特別サービスとケアを提供する必要があるため、一便あたりに受け入れる小児/青少年のお子様一人旅の数に制限があります。
4.小児の旅行に関する特別規定
目的地の国または地域の政府機関にお問い合わせいただき、未成年の旅行に関する制限や政策をご確認ください。以下の制限は改訂、変更される可能性があります、参考情報として提供されており、厦門航空はこれについて一切の責任を負いません。
(1)一部の国または地域では、入国するための未成年同伴ビザ(例:C–VISIT-CHILD ACCOMPANIED)が必要です。
(2)ビザ要件には、指定された大人の同伴が必要であり、未成年単独で入国することができません。
(3)一部の国または地域では、未成年の単独入国に年齢制限があります。
(4)一部の国または地域では、入国時に親の書類または公証書類の確認が必要です。
例:
フランスからの出発
18 歳未満の未成年旅行者は、フランス国民か居住者かにかかわらず、親または法的保護者と同行しない場合、フランスを出国する許可を得る必要があります。旅客は自身のパスポート、親または法的保護者が署名した旅行許可書 (L'autorisation de sortie du territoire)、及び旅行許可書に署名した親または法的保護者の有効な身分証明書のコピーを所持する必要があります。
フィリピンへの出入国
フィリピン国民ではないすべての15歳未満の子供は、同じ姓の親が同行しない場合、その同行者との関係を証明する書類が必要です。その他の成人(同じ姓の親戚や友人など)が同行者として認められません。
フィリピンに居住しておらず、親と同行しないすべての15歳未満の子供は、「Waiver of Exclusion Ground」(WEG)という入国許可を取得する必要があります。親及び法的保護者は旅行前に最寄りのフィリピン領事代表に連絡し、必要な書類を手配する必要があります。
詳細については、フィリピン社会福祉発展省のウェブサイトをご確認ください。
ご注意ください:お子様が上記の特別なビザや書類等が必要な場合、小児/青少年のお子様一人旅のサービスを提供できませんので、あらかじめご了承ください。
5.小児のお子様一人旅の運賃
中国国内路線:成人ノーマル運賃の50%の料金。割引運賃は利用できません。
国際及び地域路線(香港、マカオ、台湾):運賃は購入した座席クラスのお子様一人旅の運賃規定に従います。
6.青少年のお子様一人旅の運賃とサービス料金
中国国内路線:運賃は大人の運賃に従います。サービス料金は各区間(航空券に表示される内容に基づく)200人民元、もしくは同等価値の通貨を徴収します。
大陸を横断しない国際及び地域路線(香港、マカオ、台湾):運賃は大人の運賃に従います。サービス料金は各区間(航空券に表示される内容に基づく)300人民元もしくは、同等価値の通貨を徴収します。シンガポールチャンギ国際空港の規定により、シンガポールの発着路線には、追加の空港サービス料として32シンガポールドルまたは180人民元もしくは、同等価値の通貨がかかります。(空港に代わって徴収します)。
大陸を横断する国際路線:運賃は大人の運賃に従います。サービス料金は各区間(航空券に表示される内容に基づく)400人民元、もしくは同等価値の通貨を徴収します。
妊婦中の旅客
1. 高空飛行により、酸素の欠乏になりやすいため、厦門航空は妊娠中の旅客に対し、一定の制限条件を設けています。チェックイン時に妊娠期間と出産予定日の証明資料、検査証明書を提示する必要があります。(基礎疾患妊婦は、旅行計画を立てる前に、一度専門的な医療機関医師に意見を求めてください)。
1)妊娠が32週以下(32週を含む)の単胎妊娠及び32週未満(32週を含まない)の多胎妊娠は、医師が航空旅行に適していないと診断された方を除き、証明資料、検査証明書を確認した後、一般旅客として扱います。
2)妊娠が32週以上(32週を含まない)から36週(36週を含まない)の単胎妊娠は、航空券を予約する前に厦門航空の直販店まで申請を行ってください。「特殊旅客搭乗申請書」を記入し、証明資料、検査証明書を提出示する必要があります。
3)36週以上(36週を含む)の単胎妊娠や32週以上(32週を含む)の多胎妊娠、または妊娠合併症のおそれのある旅客はご搭乗いただけません。
2.ご注意ください
上記の「証明資料/検査証明書」は真実かつ有効なものであり、県レベル(含む)以上または2級(含む)以上の病院(海外の場合はクリニック、医療センター及び病院)から発行する必要があります。これには、妊娠期間継続的な医療記録、病院の印が押された母子健康手帳(カード)のコピー、電子カルテ/電子検査カードまたは、医師の署名(押印)及び印が押された妊娠週数証明書、超音波検査の結果等が含まれます。
3. 旅客の安全を確保するため、厦門航空は下記いずれかに該当する旅客の搭乗拒否の権利を有します:
(1)出産予定日を証明できる書類を提示できないまたは提示した証明資料、検査証明書、診断書の有効期限が過ぎている旅客。
(2)36週以上(36週を含む)の単胎妊娠または32週以上(32週を含む)の多胎妊娠の旅客。
(3)妊娠合併症のおそれのある旅客。
(4)出産後14日以内の旅客。
搭乗時に妊娠期間と出産予定日を証明できる医療書類や産前検査の証明書を提示できないことにより、搭乗拒否された旅客においては、旅客の都合による変更、キャンセルの規定に従い対応します。
4. 妊娠中に香港へ旅行される旅客は、下記の内容にご注意ください
香港入国管理局の案内により、妊娠28週以上(28週を含む)の中国本土のパスポートお持ちの旅客が香港に入国する際、下記書類の提出が求められます:
1) 医療機関証明書(出産予定日を証明できる書類)
2)香港の医療機関が発行した「分娩予約確認書」
航空券の購入及び空港チェックイン時に、必ず書類を提示するようお願いします。上記書類の提示ができず、入国拒否された場合に発生するすべての費用(診断費用、強制送還費用など)は旅客本人が負担することとなります。
お体の不自由な旅客
I サービス対象
障がい者とは、心理的、身体的、身体機能において、何らかの組織や機能が喪失または正常でない状態であり、一部または全部で通常の方法で特定の活動を行う能力を失った人を指します。障がい者には、身体、精神、知的、または感覚に長期的な損傷がある人が含まれ、これらの損傷が様々な障害と相互作用することで、他者と平等な立場で社会活動に完全かつ実質的に参加することが妨げられる可能性があります。具体的には、視覚障がい、聴覚障がい、言語障がい、肢体障がい、知的障がい、精神障がい、重複障がい、その他の障がいのある人が該当します。
厦門航空は中国民用航空局の『障がい者航空運送管理規定』に従い、搭乗条件を満たした障がい者に必要なサービスを提供します。就航する国または地域において適用される条約、法律、行政規則の強制規定や禁止規定と一致しない場合、厦門航空はまずこれらの条約、法律、行政規則に関する規定を優先して適用します。
II サービス範囲
1) 車いすサービス
地上車いす:自力で階段の昇降や座席への移動が可能だが、遠距離移動時(例えばターミナルからの移動、ボーディングブリッジ、ラウンジへの移動など)には車いすの補助が必要な場合。客室用車いす:階段の昇降ができないが、座席への移動は自力で可能で、遠距離移動やラウンジ、階段の昇降には車いすが必要な場合。
機内車いす:全く歩行できない場合に、飛行機やラウンジへの移動、階段の昇降、座席への移動時に車いすの補助が必要な場合。
2) 10人以上(10人を含む)の障がい者グループへのサービス
3) 補助犬、聴導犬、盲導犬などのサービス犬の同伴に関するサービス
III 申請方法
1. 厦門航空の直販機関(リンクはこちら)
2. 厦門航空カスタマーサービスセンター95557
3. 厦門航空ミニプログラム(地上車いすの申請に限る)
IV 申請期限
地上車いす:予約・購入後にお知らせください。搭乗手続き時にご要望をいただいた場合は、現場のリソースに応じてできる限り対応します。
客室用車いす:フライト出発の少なくとも48時間前までに申請してください。
機内車いす:フライト出発の少なくとも48時間前までに申請してください。
10人以上の障がい者グループへのサービス:フライト出発の少なくとも72時間前までに申請してください。
サービス犬:フライト出発の少なくとも48時間前までに申請してください。
V 搭乗手続きの最終締め切り
フライトの予定出発時刻の120分前まで
VI バリアフリーサービスおよび補助
(1) 障がい者補助機器の保管および預け入れ
1. お持ち込みの補助機器は、民間航空局の保安規定および危険物航空輸送規定に従う必要があります。
2. 客室内に保管施設やスペースがある場合は、先着順で保管します。客室内に保管施設やスペースがない場合は、補助機器を無料で預け入れできます。機内に持ち込む場合、機器は座席上の棚や前方の座席下に収納できることを確認してください。
3. 搭乗条件を満たした障がい者は、規定外の補助機器を1つ無料で預け入れできます。
4. 以下の補助機器は手荷物として持ち込むことができます。
障がいの種類 | 補助装置 | |
肢体障がい者 | 歩行補助具 | 杖 折りたたみ式車いす 義足 |
聴覚障がい者 | 補聴装置 | 人工内耳 補聴器 |
視覚障がい者 | 白杖(多機能、簡易) | |
視覚補助器 | ||
視覚障がい者用眼鏡 | ||
5.車いすの預け入れ
1)折りたたみ式でない手動またはバッテリー駆動の車いすは、手荷物として預け入れ手続きを行う必要があります。
2)車いすはチェックインカウンターまたは機内入口で預け入れ、機内入口または手荷物受取所で受け取ることができます。
3)以下の資料や道具を空港にお持ちいただくと、車いすの取り扱いがスムーズに行えます:
a. 車いすおよびバッテリーの説明書
b. 車いすの組み立てに必要な特別な工具
c. リチウムイオンバッテリーを使用する車いすの場合、バッテリーが国連試験と基準マニュアル第3部38.3項の試験要件を満たしていることを証明する国連承認の試験書類
4)バッテリー駆動の車いすまたは電動移動補助具を使用する場合、フライト出発の少なくとも2時間前に空港の特別サービスカウンターまたは優先カウンターでチェックイン手続きを行い、積み込みスペースを確保できるようにご協力ください。
(2) 空港ターミナル内で
空港ごとに無料で利用できる車いすを配備しています。ターミナル内での車いすサービスが必要な場合は、厦門航空の地上スタッフにご依頼ください。
空港のサービス状況により、出発地および到着地の空港に事前に確認が必要な場合がありますので、チケット購入時にリクエストをお知らせいただくことをお勧めします。最大限ご希望に沿ったサービスを提供できるよう努めます。
(3) 機内で
1. 機内座席の肘掛け:一部の航空機では移動式の通路肘掛けを提供しており、障がいをお持ちの方の座席移動をサポートしています。航空機の機種によって、移動式肘掛けの設置座席数や位置は異なります。
2. バリアフリー化されたトイレ:多くの大型機には障がい者専用トイレが設置されており、設置の有無は機体の大きさや構造によります。
3、機内でのサポート:搭乗および降機時の座席への移動支援。食事準備の支援(包装を開ける、食べ物を確認するなど)。機内に車いすがある場合、車いすでのトイレへの移動を支援
。身体の不自由な方のトイレ移動の支援(ただし、持ち上げたり背負ったりすることは含まれません)。持ち物や補助器具の収納や取り出しを支援。視覚障がい者や聴覚障がい者、聾唖者とのタイムリーかつ効果的なコミュニケーションを行い、天候、機内サービス、フライトの遅延、次の空港での乗り継ぎゲート情報など、他の乗客に提供される情報を提供します。
4. 提供できないサービス:食事補助、トイレでの支援、座席での排泄補助、医療サービスの提供
疾患をお持ちの旅客
厦門航空は安全面の考慮から、下記いずれかに該当する旅客の搭乗を拒否する権利を有します。
1.心血管疾患
1) 高血圧患者は、最高血圧が180 mmHgを超えるか、最低血圧が110 mmHgを超えた場合、低血圧患者旅客は収縮期血圧が90 mmHg未満で、めまい、動悸、吐き気等の症状を伴う場合
2) 30日以内に頻繁に狭心症、重度の不整脈、重度の心不全、心筋炎が起こった場合
3) 6週間以内に心筋梗塞が起こった場合
4) 動悸、倦怠感等を伴う重度の心臓弁膜症をお持ちの場合
5) フライト出発前2時間以内に胸の圧迫感、胸痛、動悸、腹痛、腰痛などの不快な症状が現れた場合
2.脳疾患
1) 脳血管障害には、主に脳梗塞、脳塞栓、脳出血(くも膜下出血、動脈瘤、脳動静脈瘻、海綿状血管腫破裂出血)などが含まれ、発症から14日未満の場合
2) 頭部損傷、頭蓋骨骨折に伴う昏睡または呼吸リズムの乱れのある場合
3) てんかん発作後24時間以内の場合
3.呼吸器系疾患
1) 頻繁に起こる重症の喘息や病院での治療が必要な喘息の場合
2) 安静時に著しい呼吸困難を伴う呼吸器疾患をお持ちの場合
3) 自然気胸、血気胸、滲出性胸膜炎を治癒して2週間未満、または呼吸機能障害をお持ちの場合
4.消化器系疾患
1) 上部消化管出血及び消化管出血の患者が出血停止後3週間未満の場合
2) 膵炎、腸閉塞、虫垂炎、急性胆嚢炎などの急性腹症をお持ちの場合
5.血液系疾患:血色素(ヘモグロビン)値が60g/L未満の貧血の場合
6.眼科疾患
1) 白内障手術、翼状片手術、近視レーザー手術後48時間以内の場合
2) 目の貫通傷手術後7日未満の旅客
3) 網膜剥離手術後、ガスが全部吸収されていない場合治療中に眼内圧を上げるためにガスを眼内に注入されることがある)
7.骨科疾患
1)未治療の骨折
2)骨折に管型石膏ギプス、重錘牽引治療を受けている場合
3) 非管型石膏ギブス固定後24時間未満の場合
4)股関節や脊椎の損傷治療後に、飛行機の標準座席に座ったり立ち上がったりできず、離陸、着陸時に座席の背もたれで直立姿勢を維持できず、かつ適切な代替策がなく、安全規制を順守できない場合
8.直近に手術歴がある旅客(低侵襲の手術を含む)
1) 下顎骨固定手術後7日以内の場合
2)扁桃腺切除手術後7日以内、または明らかな喉の痛みやその他の不具合がある場合
3) 虫垂切除手術後7日以内の場合
4) 甲状腺切除手術後7日以内の場合
5) 腹部主要臓器切除手術(胃切除術、肝臓切除術、腎臓切除術)後10日以内、またはバイタルサインが不安定な場合
6) 心臓手術後3週間未満(心臓高周波アブレーション後3日未満)の場合
9.その他
1) 産後7日未満の産婦
2) 生後14日未満の乳幼児
3) 36週以上(36週を含む)の単胎妊娠または32週以上(32週を含む)の多胎妊娠の妊婦(多胎妊娠とは、一度の妊娠で2人以上の胎児を持つことを指します)
4) 旅客の精神状態や行動(アルコールや薬物の影響下を含む)が、本人を含む他の旅客や乗務員の安全と健康を危険にさらしたり、影響を及ぼしたりする可能性がある場合。たとえば、旅客が精神疾患を患っており、病気発作中に本人を含む他の旅客に危害を及ぼす恐れがある場合。
5) 明らかな症状が出ている場合、全身に強い異臭がする、または特異の癖を持ち、ほかの方を不快にさせるおそれがある場合。
6) 機内で輸血、酸素吸入、点滴が必要な旅客。
7) 胸部閉鎖ドレナージ(気管内挿管、尿道カテーテル、胃チューブ、胆嚢ドレナージチューブなどを除く)の治療を受けている場合。
8) さまざまな原因(各種類の腫瘍患者を含む)でバイタルサインが不安定な旅客、及び医学的に航空旅行に適さないと判断され、航空環境で病気が悪化する可能性がある旅客。
9) 空港医師が搭乗不可と判断した旅客
10)厦門航空の規定に従い、証明書類を提出できない特殊旅客
航空旅行中に病気のため医療介護または医療機器のサポートが必要な場合、下記期限内まで厦門航空の直販店に相談並びに申請してください。
1. 自力で歩行はできるが長距離の歩行はできないため、ターミナル内でのみ車いすをご利用の旅客(WCHR):
出発予定時刻の24時間前までの申請が必要です。(厦門航空ウェブサイトでお申し込みの場合は48時間前までの申請が必要です)
2. 昇り降りが可能な車いすご利用の旅客(WCHS)
出発予定時刻の48時間前までの申請が必要です
3. 機内に入ることができる車いすをご利用の旅客(WCHC)
出発予定時刻の48時間前までの申請が必要です
4. ストレッチャー(STCR)
出発予定時刻の72時間前までの申請が必要です。航空券の購入は厦門航空の直販店に限ります。
5. 機内で医療用酸素ボンベを利用する旅客
医療用酸素ボンベは厦門航空が提供します。出発予定時刻の48時間前までの申請が必要です。
6. 美容整形手術後の回復中の旅客
手術の医療記録や診断書等の書類を提示いただき、スタッフの確認にご協力ください。
1)軽度の医療美容:光美容、ヒアルロン酸注射、植毛、脂肪吸引、二重まぶた手術など。スタッフが旅客の医療記録を確認し、手術が搭乗予定時間の 24 時間以上であること、手術創に浸出液や浮腫などの異常がなく、搭乗条件を満たしていることを確認します。手術創の状態が航空旅行の条件を満たさない場合は、航空旅行に適しているという医療証明を提出してください。
2)重度の医療美容:鼻の整形手術(隆鼻術など)、フェイスリフト整形手術(顎の拡大、頬骨の拡大、縮小等など)、胸部整形(豊胸など)を含む、手術日から搭乗日までが15日以上であることを証明する手術の医療記録を提出してください、または航空旅行に適しているという医療証明を提出してください。
携帯型酸素濃縮器(POC)をご利用の旅客
酸素濃縮器とは何か?
医療用酸素は通常、高圧シリンダーに保管されており、航空輸送における危険物の管理に該当し、中国民間航空局は乗客が酸素を保管、生成、または供給するための装置を機内に持ち込むことを許可していません。
厦門航空が機内への持ち込みを許可している携帯用酸素収集装置とは、分子篩技術によって空気中の酸素を分離し、ユーザーに 90 ± 3% 以上の酸素濃度を提供する装置を指します。この装置には圧力貯蔵部品がなく、分散機構は加圧されず、酸素を自律的に生成しません。装置は当社の要件を満たしている必要があります。申請する前に、「機内での携帯型酸素濃縮器 POC の使用に関する旅客通知書」をよく読んで記入してください(PDF 版へのリンク)。
携帯型酸素濃縮器の要件
1、携帯型酸素濃縮器を持ち込む場合は、アメリカ連邦航空局(FAA)または他の国の当局によって承認または認定されている必要があります、地上での滑走、離陸、巡航、着陸時に使用可能で、装置外部には有効な標識が貼付されている必要があります。またPOC装置のブランドとモデルも提供する必要があります。最新の認定POCブランドとモデルについては、以下のウェブサイトで確認することができます:http://www.faa.gov/about/initiatives/cabin_safety/portable_oxygen
2、すべての旅程において持続可能なバッテリーを有し、携帯するバッテリーが飛行予定時間の150%以上であることをご自身でご確認ください。
3、機内に持ち込むすべてのバッテリーの数量と梱包は厦門航空のリチウムバッテリー輸送に関する規定(リンク:https://www.xiamenair.com/brandnew_CN/travel-transport-danger.html),に準じる必要があります。また厦門航空の手荷物輸送に関する規定(リンク:https://www.xiamenair.com/brandnew_CN/channels/12845.html)にも準じる必要があります。
申請の受付
1、機内で継続的にPOCを使用する予定の乗客は、フライトの出発予定時刻の48時間前までに厦門航空の直販店に申請する必要があります。(https://www.xiamenair.com/brandnew_CN/passenger-service/sales-outlets.html)
2、乗客はフライト出発予定日の10日以内に発行された医療証明書を提出しなければなりません。機内で継続的にPOCを使用する必要であり、航空旅行に適していることを証明する必要があります。医療証明書は県レベル(含む)以上または2級(含む)以上の病院(海外の場合はクリニック、医療センター及び病院)から発行する必要があります。「診断の結果、乗客の健康状態は医学的に航空旅行に適している」またその近い意味の記載が含まれ、 医師の署名、医療機関の押印が必要です。(海外の医療機関で押印ができない場合は医師の署名が必要です)。
搭乗手続き:
1、搭乗手続き期限:お客様はフライト時刻から120分前までに搭乗窓口にてチェックインを行なってください。
2、必要な確認:「機内での携帯型酸素濃縮器 POC の使用に関する旅客通知書」の提示または記入する必要があります。また当社スタッフが医療証明書と携帯型酸素濃縮器 POCの証明書を確認します。
3、座席の手配:お客様ご自身と機内の安全のため、非常口座席の配置はできません。
注意事項:
1、お客様が申請を期限内に完了しなかった場合、または当該機器が米国FAAの認証を取得していない場合、地上滑走、離陸、着陸などの飛行の重要な段階において、その機器をご使用いただけません。
2、旅客が所持する電子呼吸装置の使用が航空機の運航に影響を与えると機長が判断した場合、旅客は直ちに装置を停止する必要があります。POCの操作および機器の可用性について、厦門航空は一切の責任を負いません。
3、座席電源を備わっている航空機は限られており、座席電源の利用は保証できないため、機内電源を提供することは約束できません。機内では携帯バッテリーを使用して装置を充電することはできません。
4、上記の規定に従わない場合、厦門航空は旅客の輸送を拒否する権利を有します。
ほかの特殊サービスについて
人体移植用の臓器を運搬する職員(NPO組織/臓器調達機関OPO *Organ Procurement Organization)
1厦門航空は、旅客にスムーズかつ効率的な輸送サービスを提供できるよう全力を尽くします。出発時間の4時間前までに特殊サービスの申し込みを行ってください。人体臓器の輸送申請の場合は、「移植センター臓器受領確認書」を提出してください。造血幹細胞または血液を輸送する場合は、雇用主からの紹介状を提出する必要があります。紹介状には旅客の身分情報、所属機関の情報、輸送品目情報、安全検査の要件が記載され、公印が押印されている必要があります。
2. 輸送専門容器と内容物が航空輸送の安全要件に満たしていることを確認してください。
3. 特殊物品の輸送安全を確保するため、臓器搬送専用容器が持ち込み可能な手荷物サイズ(最大重量5kgまで、寸法が20*40*55㎝まで)を超過した場合は、座席を占有する手荷物として、座席占有手荷物の規定に準じ、別途航空券の購入が必要です。
4.詳細については、航空券を購入する前に厦門航空 24 時間対応のサービスホットライン(電話番号:95557,中国以外の海外からかける場合:+86592-222-6666) にお問い合わせください。
特殊公務(犯罪容疑者、犯人の護衛及び送還)の旅客
航空券のご購入前に厦門航空の直販店、もしくは24時間対応のサービスホットライン(電話番号:95557,中国以外の海外からかける場合:+86592-222-6666)にて、詳細をご確認ください。

闽公网安备35020602000793号